【法案提出】「ダブルケアラー支援法案」を参議院に提出

 国民民主党は10日、国民民主党議員立法「ダブルケアラー支援法案」(育児・介護二重負担者の支援に関する施策の推進に関する法律案)を参議院に提出した。

法案の概要は以下の通り。

【ダブルケアラー支援法案】
 晩婚化・晩産化といった背景から子育てと介護が重なるダブルケアに苦しむ人が増加しており、実態把握のための調査を政府に義務付け支援に向けた施策を行うよう政府に求めるもの。

 法案提出後、記者団の取材に応じ、玉木代表は「ダブルケアラーの当事者の多くは30代~40代であり、7割が女性である。ここにしっかりアプローチしていかないと社会が成り立たなくなる」と訴えた。
 また、伊藤議員は「今後少子高齢化社会が進みダブルケアラーがより増えていくことが予想されている。それにも関わらず、政府は縦割り行政などが原因で、実態調査等の具体的な取り組みが進んでいない状況である」と述べ、法案の目的と現状の課題を説明した。

 提出には玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)、伊藤孝恵組織委員長(参議院議員/愛知県)、大塚耕平政調会長(参議院議員/愛知県)、川合孝典幹事長代行(参議院議員/全国比例)、礒崎哲史副代表(参議院議員/全国比例)、西岡秀子政調会長代理(衆議院議員/長崎1区)、浅野哲国対委員長代理(衆議院議員/茨城5区)、田中健政調副会長(衆議院議員/静岡4区)が参加した。

参照:国民民主党ホームページ