深堀浩県議会議員 11月議会一般質問

 今回の一般質問は、大きくは4点について、質疑を交わしました。

 まず、「知事の主要政策の進捗状況」について、任期4年の率直な所感、県民所得向上対策、人口減少対策、健康長寿日本一などの主要政策の達成状況を確認しました。コロナ禍において、社会情勢は大きく変化し、各種政策の前提条件が激変していることから、その点を踏まえて、目標や施策の見直しなどを提言しました。また、健康長寿日本一の政策については、5年程度の取り組みで、本当に県民の健康度が向上するのかという疑問点を投げかけました。令和元年度の県民一人あたりの医療費は、全国2位という高い水準にあり、食生活等を含め、国民健康・栄養調査など、データから見える健康課題等を考察した上で、長期的な施策を打ち出すべきとも提案した次第です。

 次に「コロナ対策」として、3回目のワクチン接種を中心に質疑をしました。懸念されるのは、ワクチンの交互接種です。1回目と2回目は同一ワクチンを接種しましたが、3回目は、それと異なるワクチンを接種できるというものです。しかし、副反応などを考慮した場合、同一ワクチンを希望する方が多いと想定しますが、そうなれば、ファイザー社製のワクチンが不足することになります。また、接種する医療機関においても、取り扱いが異なる2種類のワクチンを接種した実績がないことから、不測の事態が発生しないよう万全の対策を講じることを求めました。この他にも、「災害に強い行政体制」と「教育行政」に関して質疑を交わしました。

※長崎県議会 改革21だより No.27より