本年4月1日付の人事異動について、異動人数や基本的な考え方、新設の所属等の設置目的は?
採用・退職を含めて959名の規模であり、適材適所の配置を行っている。
組織として新たに「ゼロカーボンシティ推進室」を環境部に設置した他、子ども部の「子育て支援課」と「子ども健康課」を再編した。引き継ぎは「引き継ぎ書」を作成の上、未処理事項や懸案事項の他、事務分掌の基本的な説明を行い、後任者等へ引き継ぎを行う。新規採用職員研修も大切な取組である。
前期・後期に分けて研修をしている。前期は公務員倫理や長崎市の総合計画、税や財政状況、接遇などの内容を通じて公務員としての基礎知識を習得させる。中・後期日程には情報セキュリティ契約、会計、平和や人権、コミュニケーションといった長崎市職員に必要な知識を習得できる様、カリキュラムを組み立てている。
作業服の正しい服装で安全に作業する事が基本である。
着装の基準、安全管理は?ポケットに手を入れて歩行する「手ポケ」の認識は?
作業服の着装基準は定めていない。
内部職員で構成し職場の危険防止などを調査審議する長崎市労働安全衛生委員会の中央委員会で議論した。
今後、意見等を集約した上で、定期的な庁内報である「安全衛生だより」で職員に通知し、災害の未然防止を図っていく。
「手ポケ」による転倒等により通勤災害や公務災害となることを未然に防ぐことは、大切な視点である。
GIGAスクール構想では、児童生徒に1人1台のパソコンを与えているが、児童生徒の視力に悪影響を与えないような使用方法の指針等はあるのか。
国は児童生徒の健康への配慮等に啓発を行っており、「目を、画面から30㎝以上離して使う」、「30分に1回は、20秒以上画面から目を離して遠くを見る」の注意点が示されている。
予防対策として、眼球運動で目の周辺筋肉をほぐしたり、鍛えたりする「ビジョントレーニング」を取り入れたり、テレビやパソコン、スマートフォンなどのメディアの使用を控えるという「アウトメディア」に取り組んでいる学校もある。
令和4年度からは、家庭への持ち帰りが始まることから、今後も、GIGAスクール構想の推進にあたっては、医学分野等の最新動向に注視しながら、児童生徒の健康への配慮に留意していく。
2020年以降新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本市の伝統行事である「ペーロン」、「長崎くんち」がこの間実施されていない。
又、身近な地域行事が中止となっていく中で子ども達と地域を繋ぐコミュニティー不足、地元の方との触れ合いが減少している。
教育委員会として、今後の児童生徒の地域行事参加の促進についての方針は
地域行事へ参加することは、人と人とのつながりは、「子どもの安全・安心」、「地域の伝統文化の継承」、そして、「次の世代を担う新たな人材の育成」へとつながる。その重要性を今後も引き続き地域と学校の連携・協働について推進していく。
近年、災害が発生した際、ドローンで撮影した映像が報道を通して、見る機会が増えてきた。
本市消防局では、本年3月にドローンが整備された。そのため、ドローン操縦の教育を受講している。今後のドローンの活用計画は。
操作研修に6名が参加した。総務省消防庁が実施する操作研修に職員派遣を行い実災害に基づいた高度な操作技術を習得し、強化を図る計画である。今後発生する、あらゆる災害に迅速かつ的確に対応する為、引き続き操作員の技術の習塾に努めるとともに、ドローンを積極的に活用することにより、さらなる消防体制の充実に取り組んでいく。
避難所運営については本市共有のマニュアルも有るが地元自治会やコミュニティー協議会と連携して運営している避難所もある。昨年の避難所運営の課題等を再度検証して頂き迅速な開設、円滑な運営に努めていただきたいが、今年度の避難所運営の考え方、方針は。
昨年度から、実際に指定避難所を使用して、大雨を想定した避難所の運営訓練を実施している。新型コロナウイルスに対応した避難所のレイアウトやパーテーションの設置の他、体調不良者への対応も行っている。今後も地域と連携して運営を行う避難所の拡大を図ると共に、地域の方々と共同で避難所運営訓練を実施する等、自助、共助、公助が一体となった避難所運営の連携に努めていく。
深堀地区は武家屋敷の名残りで深堀町特有のかぎ型の道路が有り、緊急自動車が容易に街中に入ってこられない特徴がある。
平成23年に防災道路建設を長崎市に要望しているが今日まで具体的な進捗が出来ていない状況である。更なる安心、安全な街づくりを進めて行く上では、正に必要な道路であり、地域住民が期待しているところである。行政と一体となって、早期に解決したい案件である。市の計画は。
防災道路整備が深堀地区の課題として充分認識しているので、新たな候補路線の選定を再度検討すると共に、既存道路の隅切りや電柱の移設などによって進入が可能となる箇所の検討を行っていく。今後も地域と情報を共有し、防災道路整備のタイミングを逸することがないよう、対応していく。
郷土芸能の保存継承は「長崎郷土芸能保存会」に加盟している50団体の内、市の無形民俗文化財の指定を受けた7団体に対して、後継者育成活動に対し、1年ごとの隔年で支援をしている。今年度から43団体にも支援を拡大した。ペーロンについては、漕ぎ手不足やペーロン船等の維持管理、新型コロナウイルス感染症対策等様々な課題があることは認識している。
本市の職員には研修などを通じて地域を知ることに繋がることから職員の参加を検討していく。
山頂に見渡せる目標物を記した案内板や、平山町、竿の浦町にある登山道入り口に登山ルート案内板の設置については関係機関と調整して行なっていく。
八郎岳は、地域の皆様からも大変親しまれ、愛されている山であるので、引き続き地域と連携しながら、森林の保全、活用に取り組んでいく。
参照:梅原和喜だよりNo47