新型コロナウイルス感染症の早期収束に向けたワクチン接種について 山口はつみ県議

令和3年度長崎県議会2月定例議会(3月2日)議事録より

長崎県議会議員 山口初實(やまぐち はつみ)

本日は、新型コロナウイルス感染症対策について質問をさせていただきますが、コロナウイルスによりお亡くなりになった方々に心からお悔やみを申し上げます。一刻も早く収束を願うところであります。

何としてもワクチンの早期接種により、安心して暮らせる日常を取り戻したいと全世界が取り組みを進めている状況にあります。

県民の皆様に対しての情報発信を十分にしていかなければならないと思っているところでございますので、ご理解を促す意味合いも込めて質問を行います。

長崎県として

・ワクチン接種の意義
・安全性
・具体的なワクチン入手時期
・接種スケジュール

これらをどのように考えているのか。お尋ねいたします。

中村知事の答弁

現在国内で唯一、新型コロナウイルスワクチンとして使用されているファイザー社製のワクチンについては、国の薬事審査を経て承認されたものであり、その安全性、有効性は確認されているものと考えています。既に多くの方に摂取されている諸外国の実績では、重い副反応は20万人に1人程度で、95%の有効性があるとの報告があります。まあ、日本での先行接種でも、国の専門家による評価としては、安全性に重大な懸念は認められないとのことです。本県の3病院では760人が接種され、副反応の報告はないと伺っています。

こうしたワクチンを多くの県民の皆様方が接種されることは、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を図るうえで、大きな意義があると考えています。

スケジュールについては、国の方針により、医師、医療従事者から開始し、その後に、リスクが高い高齢者や基礎疾患を有する方などの順に接種が進められる予定です。

高齢者については、各市町村に4月上旬から配分される予定となっております。引き続き感染防止対策に、ご協力を頂きますとともに、ワクチンの一刻も早い接種完了を目指して参りたいと考えているところです。

山口はつみの一般質問の詳細な内容は山口はつみ公式ホームページ県政レポートからお読みいただけます。

山口はつみ

山口 初實
(やまぐち はつみ)

昭和23年1月22日生まれ

長崎県議会議員 諫早市選挙区3期